時間切れ

採血が終わり、一也さんは事務所に電話し午前中の仕事を調整するように龍一に頼む。

「典子さんの結果はどうだった?」

「うん。明日の午前中にお医者さんから話を聞いて、ノンも退院だわ。」

「じゃあ、一也、明日休めよ〜
どうしても急ぎな案件は、ないだろ?」

「うん。じゃあ、そうするわ。
父さん、すまない。」

「お前と陸は、今日は帰ってくるのか?」

「うん。面会時間までいるけど陸と一緒にかえるから」

「そうか、わかった。じゃあ。」ピッ!

病室に弁当とおにぎりとパンを買ってきた陸。

「弁当はもうコレ1個でさ、おにぎりとパンも買ってきたよ。お茶も3本と、水も買ったわ」

「ありがとう、陸。助かる〜」

3人で、分けて夕飯を食べた。

面会時間が終わるので、一也と陸は帰って行った。

典子は、何となく…不安な気持ちになっていた。


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