昭和懐妊娶られ婚【元号旦那様シリーズ昭和編】
背は百八十センチくらいあって長身だが、いつもヨレヨレの濃紺のスーツを着ていて野暮ったい印象。
モサ男……じゃなかった森田さんはスタスタと歩いて、私の右隣の席に座った。
「森田さん、おはようございます」
私が挨拶すると、彼は素っ気なく返した。
「おはよう」
そんなやり取りを見て春子さんは苦笑いする。
「ちょっと化粧室に行ってくるわ」
彼女の言葉に小さく頷いて、仕事の準備を始める。
英文での請求書の作成や取引先への手紙のタイプが私の主な仕事だけど、上司に頼まれて翻訳の仕事もする。
請求書のタイプをしていたら、森田さんが私に書類を手渡してきた。
「保科さん、これお願い。タイプしたら郵便で出しておいてくれる?」
それは手書きで書かれた英文の手紙。
走り書きだけど、綺麗な字だった。
「はい、わかりました」
請求書の作成を素早く終わらせて、彼からの書類をタイプしていく。
その風貌からボーッとしているように見えるが、彼は仕事が早い。中途採用されたのも優秀だからだろう。
モサ男……じゃなかった森田さんはスタスタと歩いて、私の右隣の席に座った。
「森田さん、おはようございます」
私が挨拶すると、彼は素っ気なく返した。
「おはよう」
そんなやり取りを見て春子さんは苦笑いする。
「ちょっと化粧室に行ってくるわ」
彼女の言葉に小さく頷いて、仕事の準備を始める。
英文での請求書の作成や取引先への手紙のタイプが私の主な仕事だけど、上司に頼まれて翻訳の仕事もする。
請求書のタイプをしていたら、森田さんが私に書類を手渡してきた。
「保科さん、これお願い。タイプしたら郵便で出しておいてくれる?」
それは手書きで書かれた英文の手紙。
走り書きだけど、綺麗な字だった。
「はい、わかりました」
請求書の作成を素早く終わらせて、彼からの書類をタイプしていく。
その風貌からボーッとしているように見えるが、彼は仕事が早い。中途採用されたのも優秀だからだろう。