昭和懐妊娶られ婚【元号旦那様シリーズ昭和編】
「嘘をつくな。お前がここ数日朝一番に出勤していると、他の社員から報告があった」
それは早く森田さんに会いたくてウキウキしていたからで、それに私が一番に出勤したのは一日くらいしかない。
ここ最近は朝来るとあの橋本清十郎がいた。
そう言えば、部長の席の資料を見ていたことがあったっけ?
風で散らばったとか言ってたけど、あれはうちの情報を盗もうとしていたんだ。
だが、彼は消えてしまってここにはいない。どうやってそれを証明すればいいの?
焦る私の手を森田さんがそっと掴んできたのでハッとした。
「おじさん、ろくに調べもせず真面目な社員を犯人扱いするのは感心しませんよ」
鋭利な刃物のように辛辣な言葉。静かな声なのに、彼の怒りが伝わってくる。
だが、森田さんが私を弁護してくれたことが嬉しかった。
それにしても、『おじさん』って……森田さんは社長の血縁者なの?
「お前は?」
森田さんを見て社長がポカンとした顔をする。
「この程度の変装で甥とわからないなんて、おじさんには呆れますよ」
それは早く森田さんに会いたくてウキウキしていたからで、それに私が一番に出勤したのは一日くらいしかない。
ここ最近は朝来るとあの橋本清十郎がいた。
そう言えば、部長の席の資料を見ていたことがあったっけ?
風で散らばったとか言ってたけど、あれはうちの情報を盗もうとしていたんだ。
だが、彼は消えてしまってここにはいない。どうやってそれを証明すればいいの?
焦る私の手を森田さんがそっと掴んできたのでハッとした。
「おじさん、ろくに調べもせず真面目な社員を犯人扱いするのは感心しませんよ」
鋭利な刃物のように辛辣な言葉。静かな声なのに、彼の怒りが伝わってくる。
だが、森田さんが私を弁護してくれたことが嬉しかった。
それにしても、『おじさん』って……森田さんは社長の血縁者なの?
「お前は?」
森田さんを見て社長がポカンとした顔をする。
「この程度の変装で甥とわからないなんて、おじさんには呆れますよ」