不器用な恋〜独占欲が恋だと知ったのは君のせいだ
ごくりと息を飲む彼女。
「ねぇ、優香ちゃん。俺を信じて。どんな時も、好きだよって伝えるから、俺の彼女になってよ」
突然、両手て顔を隠す彼女。
「もう、なんなの。そんなに好きなら付き合ってあげる」
そう言うなり、両手で俺の首を雁字搦めして、彼女の方からキスをしてきた。
あー、どうしよう…
嬉しすぎる。
どんなふうに抱いたら、彼女は喜ぶんだろうと思考を巡らせキスを続けた。
朝というには遅い目覚めで隣を見ると、彼女がまだ寝ている。
可愛かったな…
ベットで抱いた後、一緒にお風呂に浸かってイチャついた。
普段、気が強いのに、服を剥ぎ取ると彼女は、恥ずかしがりやで、まぞっけがあるのがたまらなくよかった。
週末、ずっとこの部屋に閉じ込めておこうか。
そう決めた俺は、ベットからそっと出て、自分の衣服と一緒に彼女の衣服を全て洗濯機へ投入。
とりあえずは、今日一日は、服が乾くまで時間稼ぎができると、ほくそ笑んだのだ。
適当に着替えて引きこもる為に、2日分の食料を買いに近所のドラッグストアと数件離れたパン屋へ向かった。
ドラッグストアへ行けばなんでも揃うが、パンは、焼きたてが美味い。