巡り行く季節の中心から【連載中】
アッキと呼ばれたそいつの本名は進藤 秋人。こちらは学年一賢い男ときた。
どうやらシゲと進藤は例年同じクラスで長い付き合いらしい。
インテリメガネとお調子者のイガグリ頭……はたから見ればどれほどミスマッチな組み合わせだろうことか。
更に凡人オーラ全開の俺が加わると、異様な組み合わせに見えてくる。
「今度ハルも一緒に教えてもらおうなー」
「いいのか?」
「僕の拙い教授で宜しければ喜んで」
柔らかく微笑んだ進藤の了承に、内心ラッキーだとガッツポーズをとる。
転校続きだと教わる範囲にバラつきが出てきたりしたせいで、学業はあまり得意分野ではない。
副教科――中でも体育は毎度最高評価をもらえているほど好んではいるのだが、受験で必須なメインの五教科は、どれも悲惨な点数を前に涙するテスト明けが定着しつつあるのだ。
それにしても進藤のこの敬語口調、慣れないせいか体中そこらが痒くなるな。
言っても「昔からの癖でして」なんて上手く流されちまった。
どうやらシゲと進藤は例年同じクラスで長い付き合いらしい。
インテリメガネとお調子者のイガグリ頭……はたから見ればどれほどミスマッチな組み合わせだろうことか。
更に凡人オーラ全開の俺が加わると、異様な組み合わせに見えてくる。
「今度ハルも一緒に教えてもらおうなー」
「いいのか?」
「僕の拙い教授で宜しければ喜んで」
柔らかく微笑んだ進藤の了承に、内心ラッキーだとガッツポーズをとる。
転校続きだと教わる範囲にバラつきが出てきたりしたせいで、学業はあまり得意分野ではない。
副教科――中でも体育は毎度最高評価をもらえているほど好んではいるのだが、受験で必須なメインの五教科は、どれも悲惨な点数を前に涙するテスト明けが定着しつつあるのだ。
それにしても進藤のこの敬語口調、慣れないせいか体中そこらが痒くなるな。
言っても「昔からの癖でして」なんて上手く流されちまった。