穂先輩が甘々すぎる。
そして、ぱちぱちと瞬きを繰り返す。
穂先輩はきょとんとした顔で私を見て首を傾げている。
え………やき、もち…?
穂先輩から唐突に出てきた言葉が、すぐに理解できなくて。
自分の頭の中の言葉の引き出しから、やきもちの意味をぐるぐると探した。
えっと…やきもち…っていうのは、嫉妬っていう意味で…。
嫉妬っていうのは、自分の好きな人が別の人に心を寄せることを怖れて、その人に妬みの感情をもつこと…。
自分の、好きな人_____…。
…穂先輩が…私の好きな人…?
「………っ」
穂先輩を見つめたまま私は、ぼぼぼっと一気に顔の熱が上昇する。
穂先輩に顎を持ち上げられたままなので、私の真っ赤な顔は穂先輩に丸見えだ。
「あっ…あの、えっと…っ」