Sweet Love~極上に甘い恋~
「乃南さん」

わたしの名前を呼ぶ大森さんの声に、わたしは我に返った。

「さっきから呼んでいたのですが」

呟くように言った大森さんに、
「…すみません」

わたしは謝った。

さっきから呼んでいたって、わたしもわたしで気づきなさいよ。

「何をお考えになっていたのですか?」

そう聞いてきた大森さんに、
「いえ、何も…」

わたしは首を横に振った。

自分でも思ったけど、動揺がよく出ているなと思った。

「1人でお考えになるほど、何をそんなに悩んでいたのですか?」

大森さんが続けて聞いてきた。

いや、悩んでいたとかそんなんじゃなくて…。

けど、お仕置きのことを考えていたなんてなおさら言えないよ…。
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