天然お嬢と双子の番犬さん


吃驚して思考が一瞬止まった。


「お嬢と出会ったあの日からね」

「え??え、ええ??」


留華がいなくなる前に二人とはもう面識があった。パパが二人を連れて来て、五十嵐組の仲間になってくれたから。

でもそれって三年以上前の話じゃ─────、


「僕達はお嬢が思ってる以上にお嬢の事が好きなんだ。でもお嬢が不知火さんばっかり見てたから、諦めようとしたんだよ。

でもごめんね。
嫌な思いさせることになって、」


私は無言で和に抱き着いた。
ぎゅーっと力を込めて。



「これからは私だけ見てくれるなら許してあげる…あとパフェ食べたい」



そして欲も込めて。


「ふ…ふふ。うん。勿論。一生お嬢だけ見るよ。あと、パフェは湊が一生奢ってくれるって」

「えっ!!ほんとに!?じゃあ苺!苺パフェ食べたい!」

「勿論いいよ。湊の金だから好きなだけ頼んで」

「おい俺抜きでなに勝手に決めつけてんだ?」


< 400 / 413 >

この作品をシェア

pagetop