天然お嬢と双子の番犬さん
吃驚して思考が一瞬止まった。
「お嬢と出会ったあの日からね」
「え??え、ええ??」
留華がいなくなる前に二人とはもう面識があった。パパが二人を連れて来て、五十嵐組の仲間になってくれたから。
でもそれって三年以上前の話じゃ─────、
「僕達はお嬢が思ってる以上にお嬢の事が好きなんだ。でもお嬢が不知火さんばっかり見てたから、諦めようとしたんだよ。
でもごめんね。
嫌な思いさせることになって、」
私は無言で和に抱き着いた。
ぎゅーっと力を込めて。
「これからは私だけ見てくれるなら許してあげる…あとパフェ食べたい」
そして欲も込めて。
「ふ…ふふ。うん。勿論。一生お嬢だけ見るよ。あと、パフェは湊が一生奢ってくれるって」
「えっ!!ほんとに!?じゃあ苺!苺パフェ食べたい!」
「勿論いいよ。湊の金だから好きなだけ頼んで」
「おい俺抜きでなに勝手に決めつけてんだ?」