どうしているの?ねぇ、先輩…


先輩はもう、追っては来ない。

きっとほんとに、もう呆れてしまったから。


これでいい。

私も頑張って、ほんとにほんとに頑張って、先輩のことを忘れるから。

だから先輩も、私のことを呆れて、もう話もしたくないくらいに嫌いになってくれればいい。

そしたらさっきみたいに追いかけて来てくれることもなくなって、学食で話すことも、一緒に初詣に行くことだって、全部なくなる。


全部なくなって……そしたらそれで、全部終わるはずだから。



生徒会の、会長と書記。


先輩にとっては最初から、それだけの関係だったかもしれないけど。


私もちゃんと、それだけの関係に戻るから……





それから数週間、私と瞬先輩は必要以上の会話をすることはなくなっていた。

生徒会の会長と書記。

今までもこれからも、私たちはの関係は、ただの「会長と書記」


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