どうしているの?ねぇ、先輩…



「じゃあ生徒会は、あんまやる気なしか」

「そんなことは……」

「ないだろ絶対」

「少し!ほんの少しはありますよっ」

「ははっ、ほんの少しをそんな威張って言うやつ初めて見たわ」


楽しそうに笑う先輩の横顔に、喉元がまた、詰まる感じ。



「なら、七瀬が入れてよかったって思えるくらい楽しい生徒会にしないとな」



隣から見上げた横顔が、やっぱり楽しそうに笑ってる。



「……」



ずっと前から、知っていた。


笑った顔も、笑い声も……


どこにいたって目立つから。


いつでも目に入ってくるから。



違う。


違う。


ドキドキなんて、するわけがない。


彼女がいる人になんて、ドキドキしたりしないもん……



「楽しい生徒会って、どんなのですか?」

「んー、まぁ取りあえず、親睦を深めないとだよなぁ」

「親睦……」

「みんなでカラオケでも行く?」


カラオケ……歌って踊って合いの手入れて。

タンバリンを叩いてマラカスを振る姿を想像したら……楽しそう。


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