どうしているの?ねぇ、先輩…
「なんで」
「瞬先輩と、約束したから、…」
「……」
「ずっと一緒にいるって、約束したから……」
「……」
「だから、」
「じゃあなんでここにいねぇんだよ!」
「、…ッ……」
「おかしいだろ、彼氏なんだろ!?なんでここにいねぇんだよ!」
そんなの、わかんない。
わかんないけど、でも……
「来て、くれるもん、…」
「……」
「…っ……、待ってたら来てくれるもん」
「なんであんなやつ信じんだよ!」
「だって約束したんだもん!来てくれるもん、瞬先輩嘘つかないもん!!」
「、…」
「絶対来る!嘘じゃないもん、…!!嘘じゃないんだもん!!」
「、」
来てくれる……
待ってたら、絶対来てくれるから……
「……あいつ今、元カノんとこにいるよ」
血が見えた。
座り込む足から流れている血。
私の血なのか、それとも章くんも破片が刺さってケガをしているのか……
「…………嘘だ」
「嘘じゃねぇよ」
「、嘘だもん」
「嘘じゃねぇんだよ!!」
「、…」
嘘だよ。
そんなの絶対、嘘だもん……
そんなの……
「なんでそんな嘘つくの!、、章くんなんて嫌い!大っ嫌い!!」
「美香!」
「やだ、離して!」
「、美香!!」
「、…ッ、……」
押さえつけられるみたいに抱きしめられた体は、震えも涙も止まらないまま。
それでも私はずっと……瞬先輩だけを想っていたのに。