どうしているの?ねぇ、先輩…



「昨日ごめんねー!わざわざ来てくれてありがとね!」

「おー」

「もーやんなっちゃう、ただの盲腸なのに倒れたとか大袈裟すぎだっつーのな!」

「笑えるぐらいのことでよかったじゃん」

「まーそうだけど」


倒れたと知らされたあずの母親は、盲腸だった。

あずが普通に体育祭に参加してるあたり、もうなにも心配はいらないらしい。


「ねぇ瞬くん」

「ん?」


ちょいちょいって呼ばれて、少しだけ友達たちの輪から離されたあと……

あずはニヤっと笑って、俺に言う。



「瞬くん、彼女できたでしょ」



は?


なんで……



「元カノの洞察力、ナメんじゃねーよ」



女って……怖ぇ。



「でさー、元カノとして1つだけ言わせてもらいたいんだけどー」

「はい……」



あぁ、まじで怖ぇ……。


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