どうしているの?ねぇ、先輩…
「……よかった」
「……」
「また会えて…」
「よかった」って優しく笑う先輩と、目が合ったまま……
引き寄せられるように、
2人同時に目を閉じて、キスをした……
「、…」
ドクドクドクドク、音が鳴る。
何度も何度も重なるキスに、音が鳴る。
長くて甘いキスに身も心も酔いそうで、このままじゃマズイって思うから……
唇が離れた隙に、声を出す。
「先輩、あの、……隣にみんないるので、もう止めたほうが」
「やだ、もうちょっと」
「でも、」
「あとちょっとだけ」
「、…」
「あとちょっと」って言いながら、まるで私を押し倒すように体重を掛けてきて……
そのまま床に倒れ込んだ私たちの唇が、また触れ合った。
みんながいるからダメって思いながらも、強く抵抗は出来なくて……
溺れるみたいに、先輩のことを受け止めてしまう。
どうしようどうしようって思いながらも、触れる唇を拒めない。
ぎゅっと掴んでいる先輩の腕を、押し返せばいいだけなのに……そんなの、出来るわけない。
でもダメ。
だって見つかったらどうする?
こんな状態のときに、あのドアが開いたらどうする?
そんなの、気まず過ぎる。