仮面夫婦だったはずですが妊娠したら、カタブツ社長は新妻への愛を抑えきれない。



「ん〜……美味かった! ごちそうさまでした」


 結局、敦志に咲良が持たせてくれた夕食を半分渡した。そしてすぐに完食。彼女が作ってくれたのはおにぎり2人分とロールキャベツで、味付けも俺好み。


「それにこのメモ! 愛が詰まってる!」

「読むな」

「えーいいじゃないですかー」


 弁当の中には、【お仕事お疲れ様です。成川さんに聞きました。出張大変かと思いますが、頑張ってください。 咲良より】と可愛い字で書かれたメモ用紙が入っていた。


「俺は今から仮眠する」

「はいはい、じゃあ時間になったら呼びにきます」


 敦志が出ていくのを見て社長室にある仮眠部屋のベッドに行くと咲良のことを考えながら少しだけ眠った。










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