弔いの鐘をきけ
「君はロマンス小説は好きじゃなかったもんね。だけどこれからは男のひとと女のひとが愛を身体で語り合う場面も勉強したほうがいい……こんな風に」
「いやぁ……ミト、だめぇ……」
「唇じゃない場所ならいくらでもキスしていいってことだものね。ほら、舐められて感じたのか、君の乳首が赤く染まったよ。男を知らない綺麗な色をしていた乳首が一舐めで色づくなんて……耽美だろ?」
「んっ……そこ、で喋らない、でっ……」
胸元に顔を寄せて、ジェシカの左右の乳首を飴玉のように舌先で転がしていたミトは、弱々しく反抗する彼女を見て、嬉しそうに首を振る。
「やめない。俺がどうやって君の身体を愛するか、君の身体に快楽を刻みつけるか、君がその手で物語れるまでつづけてやる」
「そんな」
「たくさん気持ちよくしてあげるよ。ニコールが向かった天国に近い場所まで俺の手でジェシカをイかせてやる。俺のことは嫌いで構わないから、身体だけは素直に、快楽を貪るんだ」
「……ズルい、ミト、そんなこと……あぁ、あ……」