恋いは赤い糸で 結ばれている 1
 笑いながら男子の部屋では隣同士で話していた。

   「男子、うるさいわね」
   「興奮しすぎよ」
 葉月「まあ、まあ。せっかくの林間学校だし少しぐらいは良いんじゃない」
   「それもそうね」
   「雪合戦も良いけど雪だるまも作りたいわね」

 雪だるま。作りたい。そう、思っていると館内放送が流れた。

 間仲先生「お昼の時間です。お弁当を持って食堂へ集合。繰り返します。お昼の時間です
     お弁当を持って食堂へ集合」
   「もう、お昼だったんだ」
   「お腹空いた~」
 葉月「お弁当。お弁当」
   「菘ちゃん、楽しそうね」

 私達はお弁当を準備して部屋を出た。一方、春草君は?

   「準備、出来たか?」
 芹斗「うん。準備、出来たよ」
   「食堂行こう」
   「だな」
 芹斗「うん」

 皆はお弁当を持って食堂に集合した。

 続く。

 
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