心理作戦といこうか。
話に夢中になってしまったが、どうやら駅には向かわず…駐車場の方へと向かっている事に気が付く。
あの後、一度マンションに戻って車で大学まで出勤をしたのかな。
「それでも最初に相談して欲しかった。」
「ごめんね?」
「真琴の今夜、俺にどう対応するかで許すかどうか結論を出す。」
「れっ玲くんっ。ごめんなさい。」
「結論については二言はない。」
「ううっ」
頭痛がした。
やはり、危険なひと。
殆んど何も判断せずに玲くんの恋人になる事を認めてしまったけど、結論を出すのを早まったかも知れない。
そんな事を考えていたら玲くんの車にたどり着いたらしく、助手席のドアを開かれ乗るように促される。
真っ黒の車。
所謂、セダンというタイプなのだろうか。
そんな形をしている車。
車種は不明。
ペーパードライバーの私に車種なんて知っている訳がないけど。。。
シートを触ると触り慣れていない革の素材にゾクッとする。
座ると革独特の音がしてドキッとする。
助手席のドアを閉める前に鞄を玲くんがひょいと取り、ドアが閉まる。
私の鞄を後ろの座席に置いて運転席にやってくる。
なんとも言えないスマートさにどぎまぎする。
あの後、一度マンションに戻って車で大学まで出勤をしたのかな。
「それでも最初に相談して欲しかった。」
「ごめんね?」
「真琴の今夜、俺にどう対応するかで許すかどうか結論を出す。」
「れっ玲くんっ。ごめんなさい。」
「結論については二言はない。」
「ううっ」
頭痛がした。
やはり、危険なひと。
殆んど何も判断せずに玲くんの恋人になる事を認めてしまったけど、結論を出すのを早まったかも知れない。
そんな事を考えていたら玲くんの車にたどり着いたらしく、助手席のドアを開かれ乗るように促される。
真っ黒の車。
所謂、セダンというタイプなのだろうか。
そんな形をしている車。
車種は不明。
ペーパードライバーの私に車種なんて知っている訳がないけど。。。
シートを触ると触り慣れていない革の素材にゾクッとする。
座ると革独特の音がしてドキッとする。
助手席のドアを閉める前に鞄を玲くんがひょいと取り、ドアが閉まる。
私の鞄を後ろの座席に置いて運転席にやってくる。
なんとも言えないスマートさにどぎまぎする。