心理作戦といこうか。
玲くんは私と違って、色んな女性と色んな恋愛をしてきたんだよね。
海外にだって行ってたわけだし。
私なんて…ゼロに近い。
どうして私なんだろうって考えてしまうのはいけない事なのだろうか?
やはり、私たちは釣り合っているのだろうか?
私が玲くんを満足させる術なんて持ってないのに大丈夫なのだろうか?
車内が静かで玲くんは運転に集中しているから、下向きな思いばかりが頭に浮かんでくる。
別にフォローをして欲しい訳じゃない。
それなのに、一つ一つの不安な気持ちに答えが欲しくなる。
「真琴?」
下向きな考えばかりして、不意に声をかけられビクッとする。
「ん?なあに?」
「なんか、百面相してるからどうしたのかなと思って。」
そう言われて慌てて顔を両手で隠す。
恥ずかし過ぎる。
「もお、恥ずかしいじゃん。
玲くん、大人なんだから口に出さないでよ。」
「それは無理だな。
俺は単純に可愛いと思ったから口に出しただけ。
真琴が何を考えているのか何となく分かるけど、車内じゃなくレストランで話し合おう。
もうすぐ着く。」
「ちょっと、待って。
玲くん、今から行くレストランってどんなところ?
場合によっては行きたくない。」
「真琴。
残念ながら、"行かない"の選択肢はない。」
今日の服装…入店と同時に断られても知らないからね!!と怒りたい気持ちを抑える。
その変わりにチラッと睨んで頬を膨らませる。
すると玲くんの左手の人差し指で膨れた頬を潰される。
車内は玲くんの爆笑の渦とかす。
海外にだって行ってたわけだし。
私なんて…ゼロに近い。
どうして私なんだろうって考えてしまうのはいけない事なのだろうか?
やはり、私たちは釣り合っているのだろうか?
私が玲くんを満足させる術なんて持ってないのに大丈夫なのだろうか?
車内が静かで玲くんは運転に集中しているから、下向きな思いばかりが頭に浮かんでくる。
別にフォローをして欲しい訳じゃない。
それなのに、一つ一つの不安な気持ちに答えが欲しくなる。
「真琴?」
下向きな考えばかりして、不意に声をかけられビクッとする。
「ん?なあに?」
「なんか、百面相してるからどうしたのかなと思って。」
そう言われて慌てて顔を両手で隠す。
恥ずかし過ぎる。
「もお、恥ずかしいじゃん。
玲くん、大人なんだから口に出さないでよ。」
「それは無理だな。
俺は単純に可愛いと思ったから口に出しただけ。
真琴が何を考えているのか何となく分かるけど、車内じゃなくレストランで話し合おう。
もうすぐ着く。」
「ちょっと、待って。
玲くん、今から行くレストランってどんなところ?
場合によっては行きたくない。」
「真琴。
残念ながら、"行かない"の選択肢はない。」
今日の服装…入店と同時に断られても知らないからね!!と怒りたい気持ちを抑える。
その変わりにチラッと睨んで頬を膨らませる。
すると玲くんの左手の人差し指で膨れた頬を潰される。
車内は玲くんの爆笑の渦とかす。