【完】セカンドマリッジライフ
「大丈夫か?」
「利久さぁん…。 スープめっちゃ煮詰まっちゃったあー……」
「大丈夫大丈夫。美味しそうだ。 うっかりさんなのは変わらないな。 つーか美味しそう。食べよう」
「うん!今お皿に入れる!利久さんは座って待ってて!」
お風呂から上がってまだ濡れた髪のまま利久さんは炒飯を食べて「美味しい」と笑ってくれた。
煮詰まり過ぎたスープも美味しいと言ってくれて、いつもならばすっごく幸せだったのに…。
心臓はドキドキと動きっぱなしだ。 どうしよう…琥太郎あのまま諦めてくれたらいいけれど
てゆーかもう連絡しないで欲しい。着信拒否にしとこうか。 いや、それは人として余りにもどうかと思う。
でもこの話は利久さんに知られないように黙っておこう。 私は今更モデルの仕事なんてする気がないし、過去の事で利久さんに心配を掛けたくない。
何でも話をするようにしよう。 つい最近利久さんに言われたばかりだったのに、私はまたその約束を破ってしまったのだ。
それが頭を悩ませる原因になってしまう。
「利久さぁん…。 スープめっちゃ煮詰まっちゃったあー……」
「大丈夫大丈夫。美味しそうだ。 うっかりさんなのは変わらないな。 つーか美味しそう。食べよう」
「うん!今お皿に入れる!利久さんは座って待ってて!」
お風呂から上がってまだ濡れた髪のまま利久さんは炒飯を食べて「美味しい」と笑ってくれた。
煮詰まり過ぎたスープも美味しいと言ってくれて、いつもならばすっごく幸せだったのに…。
心臓はドキドキと動きっぱなしだ。 どうしよう…琥太郎あのまま諦めてくれたらいいけれど
てゆーかもう連絡しないで欲しい。着信拒否にしとこうか。 いや、それは人として余りにもどうかと思う。
でもこの話は利久さんに知られないように黙っておこう。 私は今更モデルの仕事なんてする気がないし、過去の事で利久さんに心配を掛けたくない。
何でも話をするようにしよう。 つい最近利久さんに言われたばかりだったのに、私はまたその約束を破ってしまったのだ。
それが頭を悩ませる原因になってしまう。