能力を失った聖女は用済みですか?
リーザは全てを悟った顔をした。
そしてすぐに立ち上がり、集会所に散らばった村民へと叫んだのだ。
「皆、聞いて下さい!」
すると、ルナシータを食べていた村の人達の目が一斉にリーザを捉えた。
全員が耳を傾けている。
それを確認したリーザは、先程カイエンから聞いた一部始終を分かりやすく話した。
まず、私達がシャンバラ王の一行だという事実にどよめきが起こり、聖女も一緒だと知ると一際高い歓声が起こる。
邪神の話には動揺とともに悲鳴が聞こえ、助かる手立てがあると知ると、安堵の溜め息が漏れた。
「そんな訳で、私達は聖女様とシャンバラ王の言う通り、村に留まろうと考えていますが……どうですか?」
リーザが村人達に問いかけた。
このレミ村に初めて来た時、彼らの瞳は暗く沈んでいた。
でも、今、リーザに向ける視線は強く、希望に満ちている。
全員が深くしっかりと頷くのを確認して、リーザは振り返った。
「カイエン様。私達は村を捨てない。たいしたことは出来ませんが、これであなた方の背を押すことは出来るでしょうか?」
「十分だよ、リーザ」
カイエンとリーザは、固く握手を交わした。
そしてすぐに立ち上がり、集会所に散らばった村民へと叫んだのだ。
「皆、聞いて下さい!」
すると、ルナシータを食べていた村の人達の目が一斉にリーザを捉えた。
全員が耳を傾けている。
それを確認したリーザは、先程カイエンから聞いた一部始終を分かりやすく話した。
まず、私達がシャンバラ王の一行だという事実にどよめきが起こり、聖女も一緒だと知ると一際高い歓声が起こる。
邪神の話には動揺とともに悲鳴が聞こえ、助かる手立てがあると知ると、安堵の溜め息が漏れた。
「そんな訳で、私達は聖女様とシャンバラ王の言う通り、村に留まろうと考えていますが……どうですか?」
リーザが村人達に問いかけた。
このレミ村に初めて来た時、彼らの瞳は暗く沈んでいた。
でも、今、リーザに向ける視線は強く、希望に満ちている。
全員が深くしっかりと頷くのを確認して、リーザは振り返った。
「カイエン様。私達は村を捨てない。たいしたことは出来ませんが、これであなた方の背を押すことは出来るでしょうか?」
「十分だよ、リーザ」
カイエンとリーザは、固く握手を交わした。