能力を失った聖女は用済みですか?
「へぇ。じゃあ、オレたちを手伝ってくれるわけだな?」
「はい!微力ながら」
「良し……では食糧配給の手伝いをして貰いたいのだが……皆家に籠ったままなのか?」
カイエンは辺りを見回した。
出歩いている人は数えるほどだから、大多数は家にいるのだと思うけど。
「そうです。この不気味な霧を恐れて最近ではあまり外に出ませんね」
「だとすると、やはり個別に配って行くしかないか」
「エーデルの町なら、ロランの警備兵が詳しいので任せて下さい。二人一組で民家をまわりますか?」
「……ルナどう思う?」
カイエンが尋ねてきた。
「いいと思います。エーデルの警備兵なら、各家に何人住んでいるかわかるので、ルナシータを配るのも早く済みそうですから」
「うん。お前が言うならそうしよう。ラシッド王子、警備兵を借りる」
「はい、そうして下さい」
ラシッドは後ろに控えた警備兵たちを呼び寄せると、イズールに彼らを任せた。
シャンバラの兵士達とエーデルの警備兵は、イズールの指図通り対になり、早速分散してルナシータを気配り始める。
そんな彼らに同行して、ワトとシータも各々の仕事を始めた。
「はい!微力ながら」
「良し……では食糧配給の手伝いをして貰いたいのだが……皆家に籠ったままなのか?」
カイエンは辺りを見回した。
出歩いている人は数えるほどだから、大多数は家にいるのだと思うけど。
「そうです。この不気味な霧を恐れて最近ではあまり外に出ませんね」
「だとすると、やはり個別に配って行くしかないか」
「エーデルの町なら、ロランの警備兵が詳しいので任せて下さい。二人一組で民家をまわりますか?」
「……ルナどう思う?」
カイエンが尋ねてきた。
「いいと思います。エーデルの警備兵なら、各家に何人住んでいるかわかるので、ルナシータを配るのも早く済みそうですから」
「うん。お前が言うならそうしよう。ラシッド王子、警備兵を借りる」
「はい、そうして下さい」
ラシッドは後ろに控えた警備兵たちを呼び寄せると、イズールに彼らを任せた。
シャンバラの兵士達とエーデルの警備兵は、イズールの指図通り対になり、早速分散してルナシータを気配り始める。
そんな彼らに同行して、ワトとシータも各々の仕事を始めた。