妖精姫ともふもふな妖精猫の王様~妖精の取り替え子と虐げられた王女は猫の王様と冒険がしたい~
 そしてカテリアーナを見ると、目を丸くする。

「まあ! この方が妖精王陛下のお妃様になられる方ですか?」
「そうだ。カテリアーナという」

 リューネに挨拶をしようとした次の瞬間――。

 ぎゅっと抱きしめられた。

「ふぇっ!?」

 驚いたカテリアーナから間抜けが声が飛び出した。

「何て素敵な人間のお姫様なの!」

 リューネのふわふわの羽根が頬に当たり、カテリアーナは顔を緩ませる。

(うわあ。ふわふわで気持ちいい!)

「素晴らしい羽根ですね」
「え?」
「もふもふしています!」

 今度はカテリアーナがリューネに抱き着く。

「きゃあ!」

 リューネのふわふわの羽根を撫でたり、頬ずりをしたりしてもふる。

「ふわぁぁぁ……」

 カテリアーナはその素晴らしい羽根に恍惚とした表情になった。
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