本能で恋をする~after story~
*****凛音 side*****
「海斗!下ろして!自分で歩くから!」
「あ?黙れよ……!!」

え―――?
海斗が怖い……
こんな怖い海斗を私は知らない……

「海斗、ごめんなさい……」
「………」

結局家に着くまで、謝り続けたが海斗は黙ったままだった!



ガチャ――――

家に着き、玄関を開けるとそのままお風呂場に直行する。
そして服を着たまま、シャワーの下に下ろされた。

ジャー
「きゃっ!ちょ…海斗……服……ドレスが……」
借り物のドレスなのに――――


「凛音……今回は絶対許さないから………」
「え…?」
やっと口を開いた海斗が言った言葉はあまりにも、残酷なものだった――――

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