身代わりとして隣国の王弟殿下に嫁いだら、即バレしたのに処刑どころか溺愛されています
し、静かにって……

よくよく見たら、今のエディは……全裸。何一つ身に付けていない。


真っ赤になった顔を両手で覆うと、クスクスと笑い声が降ってくる。


「ど、どういうこと?それに、狼……」

「反応が遅いぞ。俺がどれだけ迷って姿を見せたと思ってるんだ?」

「え?」

「まあ、とにかく説明はするから。その前に着替えさせろ」


チュッと私の額に口付けしたエディは、怪我を感じさせない確かな足取りで、隣の自室へ向かった……と思う。恥ずかしすぎて直視できず、気配からそう感じた。








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