身代わりとして隣国の王弟殿下に嫁いだら、即バレしたのに処刑どころか溺愛されています
「ダーラ……あなたはいつ頃、ここを発つの?」

「え?ああ、今日のお昼の様子を見させていただいて、明日の朝にはと思ってます」

「そう」


やっぱり、自分が出発した後のことは、なにも言及しない。そもそも、その後のことなんて考えてもいなさそうだ。

さすがに、このままでいいわけがない。
サンザラがどう思われようとかまわないけれど、婚約者への粗雑な扱いに、エディが悪く言われてしまうのは本意じゃない。
後で、イリアム側がつけてくれた侍女のポリーにお願いしておこう。












< 187 / 235 >

この作品をシェア

pagetop