身代わりとして隣国の王弟殿下に嫁いだら、即バレしたのに処刑どころか溺愛されています
ダーラの見守る中、いつもよりほんの少しだけぎこちないランチタイムを迎えていた。と言っても、ぎこちないのは私だけで、エディはいたっていつも通りだ。いつも通り、甘さ全開……
「ほら、サーヤ」
自分で食べられるって言っても、彼は彼自身の手で食べさせたがり、確実に実行する。加えて、私にも食べさせてとねだってくる。
その様子を、ダーラが目を見開いて見ていた。
そうだよね。驚くのも無理ない。
だって、ダーラ達の認識では、エディは女嫌いで厳しい人だって言ってたもんね。こんな甘々な様子なんて、想像すらしてなかったと思う。
そして、これが仲睦まじさを演出するための、偽装なんてことも……思っていないんだろうなあ。
仕上げにとでも言うように、私に膝枕をさせて眠るエディ。騎士団長ともあろう人の、こんな無防備な姿なんて、実際に目にしてもにわかには信じられないかも。
でもこれ、エディは完全に無防備なわけじゃないらいし。本人によると、狼の姿の時ほどでないにしろ、こうしてくつろいでいても、耳は人より敏感で、周りの様子をちゃんと察知できているようだ。他人が近付く前に起きればいいと言ってのけた。
「ほら、サーヤ」
自分で食べられるって言っても、彼は彼自身の手で食べさせたがり、確実に実行する。加えて、私にも食べさせてとねだってくる。
その様子を、ダーラが目を見開いて見ていた。
そうだよね。驚くのも無理ない。
だって、ダーラ達の認識では、エディは女嫌いで厳しい人だって言ってたもんね。こんな甘々な様子なんて、想像すらしてなかったと思う。
そして、これが仲睦まじさを演出するための、偽装なんてことも……思っていないんだろうなあ。
仕上げにとでも言うように、私に膝枕をさせて眠るエディ。騎士団長ともあろう人の、こんな無防備な姿なんて、実際に目にしてもにわかには信じられないかも。
でもこれ、エディは完全に無防備なわけじゃないらいし。本人によると、狼の姿の時ほどでないにしろ、こうしてくつろいでいても、耳は人より敏感で、周りの様子をちゃんと察知できているようだ。他人が近付く前に起きればいいと言ってのけた。