工業高校のイケメン達に愛されて【番外編】
「え?違うの?」
「そ、そうだけど…あっ…」
つい、思わず肯定してしまった。
ハッと気がついたころには遅かったんだけれど、口元を手で覆った。
「でも、学費が…」
「ん?ああ、もしかして学費のことを心配していたの?ふふっ」
おかしそうに口元を抑えて笑うお母さん。
そうだけど、お母さんの言う通りなんだけど、どうして笑っているんだろう。
大学の学費は、国公立とか私立とか学部とかによって誤差はあると思うけれど、毎年本当に高いのに。
正直、払っていけないんじゃ____…。
そんなあたしの不安をよそに、お母さんは優しい笑顔から真面目な顔つきであたしを見た。
「大丈夫よ、緋奈。心配しないで。」
「え?」