工業高校のイケメン達に愛されて【番外編】
クリスマスプレゼントは、ふたりでお揃いの黒のシンプルなボディバッグを購入した。
へへ、今度デートするときにこのバッグを使うのがすごく楽しみ。
昨年もらったスマホケースに、ボディバッグ、おそろいが少しずつ増えていくことにあたしは喜びを感じた。
「ごちそうさまでした…!」
サプライズの誕生日プレートはチョコで書かれた文字まで綺麗に食し、あたしは両手を合わせた。
甘くて美味しくて、幸せだったぁ。
翔くんは優しい笑顔を浮かべ、満足げな様子でコーヒーを飲んでいる。
けど、コーヒーカップをコトンと置くと、どこか緊張したような表情になった翔くん。
「…行くか?俺んち。」
「…う、うん!」
翔くんに頷いた後あたしも一気に緊張してきて、口の中がカラッと乾いた気がしたのでコップのお水を飲み干して紛らわせた。