工業高校のイケメン達に愛されて【番外編】
翔くんの部屋に着いて、ベッドの側面に寄りかかり、地面に腰を下ろした。
なんとなく、曲げた膝を両腕で抱えて体育座り。
それから程なくして、階段を上がる翔くんの足音が聞こえてきた。
き、きた…!
あたしが思わず身構えると同時にガチャリと開いた扉。
開けた主の翔くんは、迷うことなくあたしの横へすとんと腰を下ろした。
隣に翔くんがいること、毎日のことで当たり前にすら感じてしまっているのに、今日は違う。
なんだか…特別な気がした。
翔くんはあたしの肩に腕を回し、あたしは翔くんに頭をぴたりとくっつけた。
特に会話はせず無言だけれど、落ち着く。
翔くんに触れられているところに、いつものあたたかさを感じて少し緊張が和らいだ気がした。
____今日、あたしは翔くんに伝えたいことが…ふたつある。
まず、ひとつは…。