工業高校のイケメン達に愛されて【番外編】



あたしは、りんごより真っ赤になった顔でおそるおそる口を開いた。



「あの…今日、あたしのこと…食べ…て…?」


「…………。」



直球で言う勇気はあたしにはなくて、こんな言葉でしか伝えられなかった。


翔くんに、伝わっているかな…?


翔くんは、今までにないくらい大きく目を見開いてぽかんとした表情をしている。



「ほん、とに…?」



そして、翔くんが発した絞り出したようなその声は、珍しく震えていた。


けれどその言葉で、あたしの言ったことが伝わっているのが…わかった。


それを認識して、それはそれは上昇するあたしの体温。



「うん…あの、今まで待たせて、ごめんね…?」


「…バカ。謝んな。」



翔くんにぎゅっと抱きしめられて、あたしも抱きしめ返す。


お互いの鼓動が重なり合う。


ああ、あたし…これから、ついに翔くんに____…。


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