工業高校のイケメン達に愛されて【番外編】
-翔side-
ザーーー、と浴室に響くシャワーの音。
俺の緊張も、このシャワーから出るお湯と共にそこの排水口に全部流れていけばいいのに。
緊張からか、コンディショナーをつけるつもりだったのにジャンプーのボトルを押してしまい、2回目のシャンプーをする羽目になった。
…まあ、2回洗っといた方がより清潔…なんだろうか。
これくらいなら、逆に髪が軋むこともねぇだろ。
今日…俺は、緋奈を…。
考えただけで赤くなる顔を、俺は手のひらでパン!と叩いた。
それは、音のよく響く浴室に反響した。
緋奈のペースに合わせる。と言ってから1年。
まあ…我慢はしていた。
だから緋奈からそう言ってくれたことは、嬉しかった。
今まで女に興味がなく性に関する知識はゼロに等しかった俺だけど、バイト先の男の先輩の恋愛話などを聞いていて少しは知識を身につけた。