潔癖女子の憂鬱~隣人は、だらしない男でした~
「話は終わってませんっ!」
「ちょ、待てよ。勝手に部屋に入ってきて、不法侵入だろ」
「そんなのたまたまです。事故みたいなものじゃないですか。それより、掃除してください」
「仕事が忙しくてそれどころじゃねぇよ」
「じゃあ、彼女とか」
「いねーよ、女なんてめんどくさい生き物と接したくねぇわ」
いい会社で地位もそれなりってことは、ワーカーホリックというやつだろうか。
舞の上司の三枝も、会社も一流商社でそれなりの地位。
それなのに、身なりもカッチリしていて、デスクの上も整理整頓がされており完璧だ。
そうすると、やはり行き着く先は、資質の問題か怠慢のいずれか。
きっと、この男は後者だろう。
「やっぱり、掃除くらい隙間時間に出来ますって」
「その隙間時間がねぇって、言ってんだろ」
「こんな時間まで寝てたのに?」
「睡眠は大事だろう? じゃあ、あんたがしてくれんの? 俺は、このままでも困んないんだ」
他人だし、変な人だし、汚いし、出来れば関わりたくないーーでも……、と舞は思案した。
万が一、部屋に虫が入ってきたら最悪。
ようやく築いた自分の城に、耐え難い侵入者。いや、侵入虫。
背に腹は変えられない。
「……わかりました」と、渋々承諾をした。
「ちょ、待てよ。勝手に部屋に入ってきて、不法侵入だろ」
「そんなのたまたまです。事故みたいなものじゃないですか。それより、掃除してください」
「仕事が忙しくてそれどころじゃねぇよ」
「じゃあ、彼女とか」
「いねーよ、女なんてめんどくさい生き物と接したくねぇわ」
いい会社で地位もそれなりってことは、ワーカーホリックというやつだろうか。
舞の上司の三枝も、会社も一流商社でそれなりの地位。
それなのに、身なりもカッチリしていて、デスクの上も整理整頓がされており完璧だ。
そうすると、やはり行き着く先は、資質の問題か怠慢のいずれか。
きっと、この男は後者だろう。
「やっぱり、掃除くらい隙間時間に出来ますって」
「その隙間時間がねぇって、言ってんだろ」
「こんな時間まで寝てたのに?」
「睡眠は大事だろう? じゃあ、あんたがしてくれんの? 俺は、このままでも困んないんだ」
他人だし、変な人だし、汚いし、出来れば関わりたくないーーでも……、と舞は思案した。
万が一、部屋に虫が入ってきたら最悪。
ようやく築いた自分の城に、耐え難い侵入者。いや、侵入虫。
背に腹は変えられない。
「……わかりました」と、渋々承諾をした。