潔癖女子の憂鬱~隣人は、だらしない男でした~
*
ビックリした。
舞は、リビングで呆然と廊下を眺めていた。
魔窟というのは、こういう所かもしれない。
先週、玄関からチラリと見えた時も、部屋が汚くてめまいを起こし卒倒しそうになったが、実際に部屋に入って見るとかなり酷い。
元来の面倒くさがりなのか、はたまた片付けられない男なのか。
「考えてもしかたないか。とりあえず、最初の計画通りにするかな。リビングは後回しで」
廊下へ戻り、ゴミ袋持ちながら可燃ゴミ、資源ごみ、プラスチックと、手際良くゴミを分別していく。
こういう時は、廊下側から攻め入った方が効果的だと思う。
そして、バスルーム、トイレをどうにか片付け、廊下の雑巾掛けをしているとガチャっとドアが開いた。
振り返ると、譲が「ヨッ!」と左手を上げて入ってきた。
「え、あー、もう5時ですか?」
立ち上がった舞は、時計を見る。ジャスト5時。
「へー、3時間でこんなに綺麗に出来るもんなんだな」
あごをさすりながら感心したように頷いている。
「でも、3時間だと廊下とバスルームとトイレが限界でした」
どれどれ、と譲は、トイレとバスルームを確認している。
ビックリした。
舞は、リビングで呆然と廊下を眺めていた。
魔窟というのは、こういう所かもしれない。
先週、玄関からチラリと見えた時も、部屋が汚くてめまいを起こし卒倒しそうになったが、実際に部屋に入って見るとかなり酷い。
元来の面倒くさがりなのか、はたまた片付けられない男なのか。
「考えてもしかたないか。とりあえず、最初の計画通りにするかな。リビングは後回しで」
廊下へ戻り、ゴミ袋持ちながら可燃ゴミ、資源ごみ、プラスチックと、手際良くゴミを分別していく。
こういう時は、廊下側から攻め入った方が効果的だと思う。
そして、バスルーム、トイレをどうにか片付け、廊下の雑巾掛けをしているとガチャっとドアが開いた。
振り返ると、譲が「ヨッ!」と左手を上げて入ってきた。
「え、あー、もう5時ですか?」
立ち上がった舞は、時計を見る。ジャスト5時。
「へー、3時間でこんなに綺麗に出来るもんなんだな」
あごをさすりながら感心したように頷いている。
「でも、3時間だと廊下とバスルームとトイレが限界でした」
どれどれ、と譲は、トイレとバスルームを確認している。