潔癖女子の憂鬱~隣人は、だらしない男でした~
「あの、オーダー取りますか?」
店員に声をかけられ、俯いていた顔をあげた。
「今、何時ですか?」
「えっと、8時すぎです」と、壁の時計を見て申し訳なさそうに言われた。
すでに入店して30分たっている。
「すみません。友達、遅いですね。じゃあ、ガス入りのミネラルウォーターをもらってもいいですか? 料理は、ちょっと考えさせてください」
「わかりました」と、告げた店員は、少したってミネラルウォーターを持ってきた。
グラスに浮かぶ気泡を眺めながら舞は、連絡先を聞いておけばよかったと後悔した。
仕事が忙しいことは譲が言っていて知っていたけれど、いつも時間に正確だから遅れてもそんなに遅くならないと思っていた。
社会人なんだから、仕事が第一優先なのは当たり前なのに。
もし入れ違いで譲が現れて舞がいなかったらガッカリするかもしれないと思うと、帰るに帰れない。
どうしようか、と考えていると「あれ?」という声が聞こえてきた。
店員に声をかけられ、俯いていた顔をあげた。
「今、何時ですか?」
「えっと、8時すぎです」と、壁の時計を見て申し訳なさそうに言われた。
すでに入店して30分たっている。
「すみません。友達、遅いですね。じゃあ、ガス入りのミネラルウォーターをもらってもいいですか? 料理は、ちょっと考えさせてください」
「わかりました」と、告げた店員は、少したってミネラルウォーターを持ってきた。
グラスに浮かぶ気泡を眺めながら舞は、連絡先を聞いておけばよかったと後悔した。
仕事が忙しいことは譲が言っていて知っていたけれど、いつも時間に正確だから遅れてもそんなに遅くならないと思っていた。
社会人なんだから、仕事が第一優先なのは当たり前なのに。
もし入れ違いで譲が現れて舞がいなかったらガッカリするかもしれないと思うと、帰るに帰れない。
どうしようか、と考えていると「あれ?」という声が聞こえてきた。