ただ、一緒にいたい
「わかった」
「失礼いたしました」
「あずちゃん、ごめん。ちょっと電話してくるから、待ってて!」
「うん!わかった!」

愛月から少し離れて、兄貴に電話をかけた。
『わりぃな。あずちゃんとのデート中に』
「そう思ってるなら、かけてくるな!」
『怒るなよ!あずちゃんに言いつけるぞ!』
「あ?愛月に会ったりしたら殺す!」
『はぁー、お前なぁ!』
「で?何?用件を言え!手短に!」
『深村が最近、出所したらしい。一応お前に言っておこうと思ってな!』
「へぇ?アイツが?」
『まぁ、お前の前に現れないと思うが……一応気をつけろ!』
「わかった。気をつける」

深村とは、俺達の元仲間で俺を目の敵にしてた奴だ。
相手にしてなかったが、ある時うちの組を裏切り他の組に情報を売った為、破門されたのだ。
破門された日、俺に喧嘩を売り俺が返り討ちにしたのだ。

かなりボロボロにしたので、俺の前に現れないと思うが兄貴の言う通り気をつけた方がいいな。
愛月もいることだし。
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