俺のことずっと好きでいろよ
「フリでもうれしい…です。」

さらにそんなこと言って、俯いたからもう我慢できなくなった。

とっさになぜか俺は、みのりの手を握っていた。

そしたらみのりが顔をぱっとあげて信じられないものでもみるような目で俺を見た。

「仕方ないから、手くらいつないでやるよ。まぁつきあってるフリ記念ってとこ?」

みのりの顔に思いっきり近づいて、耳元でささやいてやったら…もう完全にヒートアップして頭ショートしてやがる。

こんなことくらいでこんなにかわいいやつ他にいるか?
もう俺…コイツ以外…絶対無理。

おまえならさぁ…
どこもいかねぇよな。
絶対…

俺を裏切ったり…しねぇよな?

そのまま俺は映画一本終わるまで…みのりの体温を手に感じつづけていた。

カチンコチンにかたまって緊張しまくってるみのりの体温…
めちゃくちゃかわいい…俺のことを大好きなヤツ…

絶対いろよ。
ずっと。
俺のとこに…

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