Favorite Love~本命は一番近くにいた~


「結菜ちゃん。正直、理輝のことってどう思ってるわけ?」

タクシー乗ってわたしのマンションの住所を先に告げてくれた。

「え?いいヤツだと思ってますよ。女関係は最悪だけど、人間としてはすっごいいいヤツなので。」

「女関係ね…」

亜輝さんが笑った。

「アイツちょっとひどいもんね。鬼畜かって思うくらい。」

「そうそう。ひどいです。」

「俺には考えられないね。」

「彼女いないんですか?あーすみません。こういうこと聞くとよくないんですよね。」

まずかったかな…

「いやいいよ。いないから。いたら、スポンサーのお願いだからっつったってああいうコンパとかいかない。俺こう見えて一途だし、誠実だから。」

「ほんとですか?」

どう考えても芸能人で誠実とか言われたって…って思ってしまう。

「疑ってるね。」

そしてふふって笑った。
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