Favorite Love~本命は一番近くにいた~
「ま、チャラそうに見られるから、なかなか彼女できないんだけどね。昔っから理輝とは正反対で、俺はずっと彼女いるうちは浮気なんてしたことないし、どっちかっていうと彼女から浮気して離れてく感じだったね。重いとか言われてさ。」

「え?マジですか?」

「うん。」

驚いた。
亜輝さんが重いって…

「ちょっとくらい信じた?」

亜輝さんは頭の後ろで両腕を組んだ。

「だってさ。ありえなくない?浮気とか。」

「あり得ないです!」

亜輝さんってもしかしてわたしと同じタイプ?

「あり得ないし、一生その人と…一緒に居ないとダメですよね。絶対。」

「そうそ。」

で、亜輝さんが笑った。

「俺たち気が合うね。」

「ほんと。」

亜輝さんの笑顔は…
ほんとの笑顔で…

今までの愛想笑いじゃなかった。

「ね、LINE交換しようか。」

「はい。」


亜輝さんはそのままわたしをマンション前で下ろしてくれると、帰っていった。


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