Favorite Love~本命は一番近くにいた~
~北郷理輝side~

「おまえじゃん?勝手に約束破ったの。」

「え?」

その日の夜…
結菜がやってきた。

「ごはん作ったの…食べない?」

っておそるおそる…

なんだよ?それ…
機嫌取りにきてんのかよ?

そして俺は冒頭の暴言を結菜に吐くことになったわけだ。


「約束?って?」

クソっ…

「俺とおまえ、付き合ってることにしてたのに、亜輝に言ったろ?」

「え?」

結菜がちょっとどうしたらいいかわからないって顔で言った。

「けど…あれはご両親とお兄さんとまりあさんにさえ…」

「亜輝だって同じだろ?兄貴のとこで会ってんだから、もし亜輝が兄貴に言ったらどうしてくれんだよ?」

「でもね…」

「ウソってつきとおさなきゃ意味ねーし。」

「それはそうだけど…」
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