Favorite Love~本命は一番近くにいた~
「目覚めちゃって。探索してみよっかなって。」

「いいだろ?ここ。夏になったらいっぱい魚いてさ。理輝とよくとってたっけ。」

楽しそうな顔。

「そうなんだ。魚いるんですね。」

「うん。あと、もうちょっとそっちのほう上ると、カブトがよくいてさ。セミもね。よくとったわ。」

「へぇ。」

小さいころの理輝が走り回ってる姿が想像できて、きっとかわいかったんだろうなと思った。

「結菜ちゃんさ。今想像したろ?子どもんときの理輝。」

「はい。わかりますか?」

「好きなんだからなぁ。ほんと。」

思わず下を向いて赤くなってしまった。
理輝をこんなに想ってる自分なんて、この間まで想像できなかった。

けど…今ここに来てみてやっぱり理輝を好きなんだという気持ちは強くなってる。

やっぱりちゃんと言おう。理輝に。

彼女いたって気持ちはちゃんと伝えたい。
< 166 / 298 >

この作品をシェア

pagetop