Favorite Love~本命は一番近くにいた~
「あ、そう?」

「まあ仕方ないよね。帰るんでしょ?」

「はい。すみません…」

「いいよ。また誘うから。」

助かったー。解放された…


「ほら、早く。」

「ごめんね。いつも。」

「ああ。」

こういう飲み会のときはほんとに、いつも、助けてくれる。

思えば最初が良かったのだと思う。

家が隣同士で入社式の最初の日から一緒に出社したわたしたち…
なんか噂になってたらしい。

そのあとすぐに研修に入ってしまい、会社に戻ったのは6月で、その時にもいろいろと聞かれた。

「君らって何?付き合ってんの?」

最初の新人歓迎会でそう問い詰められた。

「それは…」

理輝が何やら言おうとしたんだけど…
わたしはキッパリと完全否定した。
< 18 / 298 >

この作品をシェア

pagetop