Favorite Love~本命は一番近くにいた~
「亜輝さんにもいろいろご迷惑を…。ほんとにすみません。」

もとはといえば、わたしが、何も考えず亜輝さんの車に乗って長野まで行ってしまったことが原因なんだから…。

「まぁいいさ。いずれは亜輝もこの会社の息子だって公言しなきゃならなかったんだからな。それより婚約したのか?」

社長が視線を理輝にうつした。

「スポーツ紙ではそうなってましたね…。」

「まぁスポーツ紙の書くことだからな。」

「したってことでいいんじゃないっすか?」

え?えーっ!!!

「そんなところまで話すすんでるのか?理輝がなぁ…。」

社長が感心の表情で理輝を見て、そしてわたしを見た。

「まぁこんな男だけどよろしく頼む。理輝はこれでもこの会社を継ぐ男だからな。まぁ岡村さんなら大丈夫か。」

そしてはははと笑った。


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