Favorite Love~本命は一番近くにいた~


「婚約って…」

社長室を出て、ぼそっとつぶやいたわたし。

「まぁいいじゃん。もともと見合いさせられそうになったとこ助けてもらったの結菜だし。もう婚約までいきましたってことで。」

「ええっ!マジですか?」

それちょっと早すぎません?

婚約って理輝。わたしたちまだ金曜日にはじめたばっかだよ。
それですぐ婚約なんて…わたしにはやっぱりハードル高すぎだよ…。

「世間的にはって話。そうしとかないとまた父さんも母さんもうるさいからさ。結菜と婚約してるのがウソだってバレたら、また俺が見合いさせられたらやだろ?」

「それはやだ…。」

「だから、そういうことにしとこってこと。それだけの話だって。」

「う…ん…」

なんか腑に落ちない気がしながらも…わたしは仕事に戻った。

案の定質問の嵐…

やりにくすぎる…
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