Favorite Love~本命は一番近くにいた~
「俺、見合いさせられそーなんだよ。」

「は?23歳でお見合い?」

「ああ。俺ふらふらしてんじゃん?で、身分的にもはやく落ち着かせねーとって思われたみたいでさ。」

「はぁ。そうなんだ。で?」

やっぱり次期社長ともなれば大変なのねー。と他人事のように関心してたわたしだったのだけれど…。

「おまえと付き合ってることにしてくれねー?」

理輝がニコニコ笑いながら言ったその言葉に現実に引き戻された。

は?
何て?

それってもしかして…?

「もしかしてそれはわたしに彼女のフリをしろと?」

「うん。まぁそんなかんじ。」

そのまま理輝のニコニコは続く。

「ちょっと待ってよ。それは…」

「いつも助けてやってるよな。今日も助けてやったよな。」

う…
< 22 / 298 >

この作品をシェア

pagetop