Favorite Love~本命は一番近くにいた~
そしたらお父様とお母様に挨拶をおえた恵梨香さんがわたしの横にやってきて座った。

「結菜ちゃん。お久しぶり。あけましておめでとう。」

「こちらこそおめでとうございます。」

わたしは持ってきていたお年賀を恵梨香さんにも渡した。

「あら、気使ってくれなくてもいいのに。」

「いいえ。あのときはお世話になりました。また会えてうれしいです。海斗くんと。」

海斗くんはわたしの膝の上に座ったまま、わたしの服についていたリボンを触っていたけど、お母さんが横に来たのがわかってそちらにずいっと戻っていった。

そのあともわたしはぷにぷにと海斗くんのほっぺを触って遊んでいた。

子どもたちがいるおかげでその場の空気はなごんでわたしもまだいづらく感じなくてもいいくらいにはなっていた。

けれど…
子どもたちはまだ小さいわけで…

ちょっとばかしぐずっていた2人が眠ってしまうとまた、気まずい空気がながれ出した…

お手伝いさんがごはんのあと、智輝さんやわたしが持ってきたお土産のお年賀を開けて出してくださった。

わたしは、有名どころのもなかを持ってきていた。
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