Favorite Love~本命は一番近くにいた~
「さ、はやく行こうぜ。ホテル。今日はスイートとったし。」

「え?うそ。マジで?」

「あたりまえ。結菜とゆっくりしたいし。」

2人でほかほかした気持ちになりながらホテルに向かった。

北郷の行きつけのホテル。
ここはたしか結菜の元カレが働いてると言ってたとこだ。

けど、北郷としてはつきあいもあって大阪ではそこにしかスイートはとれない。

「ここ?なの?」

結菜の顔がちょっと曇った。

「やなの?」

「やじゃないけど…また会ったら…」

「俺がいんじゃん。」

「だけど…。」

結菜は腑に落ちないみたいだったけど、俺たちはホテルにチェックインした。


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