Favorite Love~本命は一番近くにいた~
「そんなん言えるわけないじゃん。会いたいときに隣に住んでても会えないような彼氏じゃ。」

結菜は最高潮に眉を吊り上げて言った。

「LINE来たのはね、日曜日だったの。理輝が七未さんとのんびり週末すごしてるね。そんな日にどうやって言えるの?もう七未さんと付き合ったほうがいいんじゃない?わたしみたいな庶民さっさと振っちゃえば?」

最後のほうは涙声になってた結菜は、最後に言った。

「わたし、こっちの部屋で寝る。」

そして、涙をぐいっとぬぐうと扉をあけて、寝室に入っていった。

そう、スイートルームってなん部屋もあるのだ。
こういうときに便利…
とか言ってる場合じゃない…。

何やってんだ俺?

何、勝手に嫉妬して、それで、こんな正月から喧嘩してんだ?
今まで楽しく岡村家で過ごしてたんじゃなかったっけ?

将来こんなあったかい家庭、結菜と一緒に築けたらとか思ってたんじゃなかったっけ?

なのに、なんで喧嘩してんだよ?


それに…今言われた結菜の言葉…
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