Favorite Love~本命は一番近くにいた~
「おいっ。LINEって何?」

「え?」

「そんなん来てたの?俺聞いてねーけど。」

思わず、問い詰めるみたいに言ってしまった。

「あー。ここで理輝と会った何日か後にね。来てたの。元カレからLINEが。」

「なんて?」

「『会えへんかな?』って。」

は?
何それ。
そんなん来てたのに、なんも言わねーじゃん。

「で?こっちも会いたいって言ったの?」

結菜がそんなん言うわけない。
言うわけないのはわかってるのに、そんないじわるなこと言ってしまった。

「は?いうわけないじゃん。何いってるの?」

そしたらめずらしく、結菜が眉をつりあげて怒った。

「会えません。って返事したし。」

「けど、おまえ大阪出張多いし、会おうと思ったら会えんじゃん。俺に言わなかったってことはそう思ってたんじゃねーの?」

なんでこんなことばっか言うの?俺。

たぶん、嫉妬だ。
俺は、嫉妬してる。
元カレに。

俺の前で関西弁で2人で話したの見てムカついてる。

そんなどうしようもないことで。
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