Favorite Love~本命は一番近くにいた~
「で、一緒、住む?」

「う…ん…」

なんとなく気乗りしない返事…

やなの?

やっぱり俺だけ?

ちょっと焦って、結菜をもう一度見た。

「あのね…わたし…今のままじゃ一緒には住めないと思う。」

「え?けど…」

なんで?
もう俺無理なんだけど…
結菜のこと心配で…

「お母さん…に認めてもらわないと…」

「あ…」

それか…
そうなんだった…

「あんなに嫌われてちゃ…無理だよ。」

「そろそろなんとかしねーとだよな。俺も。」

結菜がいうのはわかる。
ものすごく。

俺だって結菜の両親にもし嫌われてたら嫌だし…。

とはいっても母さんとの不和は高校からかれこれ5年以上になるから結構な長さで…。
解決するのに双方ともに歩み寄りが必要なことは確かだ。

かといってこのまま結菜がモヤモヤしたままで、俺も中途半端にしてたら、そのうちだれか他の奴が…

考えてブンブン頭の中で考えを払いのけた。
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