Favorite Love~本命は一番近くにいた~
お兄様とお姉さまもまりあさんがいるのでおおっぴらには何もいわず、ただ、わたしの手を握ってくれたお姉さまはほんとにやさしい人なのだと思った。

そしてホテルのタクシー乗り場に残されたわたしたち3人。

なんで3人で残されなきゃなんないんだろ…
もう終わったはずだよね…

「理輝。この女誰?」

どうしたらいいのな…って理輝の顔うかがってたら、まりあさんがトゲのある言い方で理輝にかみつくように言った。

「は?お前に関係ある?それより見合い相手ってお前だったのかよ?」

かみつかれた理輝は負けずにかみつく風に言い放つ。

「そうだけど。問題ないでしょ?わたしと理輝なら。」

2人並んで言い合っていると、お似合いに見えてしまう。

2人とも火と火みたいなかんじで喧嘩ばっかりしてそうではあるけど、
見た目は完全に美男美女でベストカップル。

わたしのほうが場違いみたい…。
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